赤ちゃんにぴったりの手作りベビー服は、温もりが感じられ、特別な想いが込められた素晴らしい贈り物になります。編み物には「鍵編み(かぎ針編み)」と「棒編み(棒針編み)」という二つの基本的な技法があり、どちらも異なる特徴と魅力を持っています。この記事では、鍵編みと棒編みの違いやそれぞれのメリット、初心者でも取り入れやすいアイテムの編み方のポイントについて解説していきます。また、yonkaで販売されているトルコのブランドとのコラボで作られた棒編みのマフラーにも触れながら、赤ちゃんの肌に優しく、おしゃれなデザインを作るヒントもご紹介します。
鍵編み(かぎ針編み)の魅力と使いどころ
鍵編みは一本のかぎ針を使い、ループを引き出して編み進める技法です。鍵編みの特徴は、柔らかくて軽い編み目が作れる点にあります。初心者でも比較的簡単に覚えられる編み方で、編み目が大きめになるため作業が早く進むのもメリットです。さらに、鍵編みは細かい模様を作りやすく、ベビー服に可愛らしい装飾を加えるのにも最適です。帽子やミトン、靴下、ベストなど、小さなアイテムを作るのに向いており、編み目のデザインや色使い次第で個性豊かな作品に仕上がります。
鍵編みには「鎖編み(くさりあみ)」や「長編み(ながあみ)」といった基本的なステッチがあります。例えば、「長編み」を用いることで、ふわっとした風合いを持たせた仕上がりにでき、赤ちゃんの柔らかい肌に優しい手触りが感じられます。また、鎖編みと長編みを組み合わせることで、シンプルな模様から複雑なレース模様まで様々なデザインを編むことができます。このため、鍵編みは自由度が高く、創造力を活かした作品作りに適しています。
鍵編みの初心者向けアイテム:帽子の作り方
鍵編みで最も簡単に取り組みやすいのが帽子です。帽子は形がシンプルで、比較的小さな面積なので初心者にも始めやすいアイテムです。基本的には「輪の作り目」からスタートし、増し目をしながら丸く広げていくことで頭の形にフィットする帽子が完成します。特に「長編み」を使うとふんわりとした柔らかな仕上がりになり、赤ちゃんが快適に着用できるようになります。また、帽子に小さなリボンやポンポンを付けるなど、装飾も施しやすいので、オリジナルデザインに挑戦してみると楽しいでしょう。
棒編み(棒針編み)の魅力と使いどころ
棒編みは2本の棒針を使って編み進める技法で、編み地に厚みと伸縮性が生まれる点が特徴です。鍵編みに比べてしっかりとした生地感があり、寒い季節にぴったりの保温性の高いベビー服を作ることができます。棒編みの基本には「表編み」と「裏編み」があり、この2種類の組み合わせで多彩なパターンが生まれます。シンプルながらも柔らかな表情を持つ「ガーター編み」や、伸縮性があり着脱しやすい「メリヤス編み」など、初心者でも簡単に取り組めるパターンが豊富です。
特にyonkaで販売されているトルコブランドとのコラボアイテムのマフラーは、棒編みで作られており、ふわふわとした柔らかな編み地が赤ちゃんの肌に優しくフィットします。棒編みは時間はかかりますが、完成した時の充実感が大きく、プレゼントにも最適な仕上がりになるため、じっくりと丁寧に編みたい方にはおすすめです。
棒編みの初心者向けアイテム:マフラーの作り方
棒編みで手軽に作れるアイテムとしてはマフラーがあります。ガーター編みで表編みだけを使うシンプルなデザインは、初心者にも始めやすく、ふわふわとした柔らかな仕上がりになるのが特徴です。赤ちゃん用には安全性を考慮し、長さを控えめにし、首に巻きやすいコンパクトなサイズに仕上げるのが良いでしょう。柔らかいコットン糸や肌触りの良いウール素材を選ぶことで、肌に優しいマフラーが完成します。寒い季節のお出かけ時に赤ちゃんをしっかりと暖かく保護してくれるアイテムです。
鍵編みと棒編みの使い分けと選び方
鍵編みと棒編みのどちらを選ぶかは、作りたいアイテムや用途によって変わります。例えば、夏場や室内で着る軽めのベビー服や小物には鍵編みが適しており、風通しが良いため赤ちゃんが快適に過ごせるようになります。柔らかく通気性が良い帽子やミトンなど、赤ちゃんが日常的に身に着けやすいものには鍵編みが最適です。
一方、秋冬シーズンには、棒編みで作った厚手のセーターやベストなどが活躍します。編み地がしっかりしていて保温性が高く、外出時の防寒対策としても非常に有効です。棒編みで作ることで動きやすさも確保できるため、赤ちゃんが動いても窮屈さを感じないベビー服が完成します。
糸選び:ベビー服に適した素材のポイント
編み物でベビー服を作る際に大切なのが糸選びです。赤ちゃんの肌はデリケートなため、チクチクしない柔らかな素材が最適です。おすすめの素材としては、コットン、シルク、竹繊維など、天然素材のものが挙げられます。これらの素材は通気性が良く、季節を問わず赤ちゃんに優しい手触りを提供します。また、ウールも保温性が高く冬場には理想的ですが、直接肌に触れると刺激を感じることがあるため、インナーと重ね着して使用するのが良いでしょう。
また、赤ちゃん用のベビー服に使う糸はアレルギーの少ないものを選ぶと安心です。特にカラフルな色を出すための染料にも注意が必要です。敏感肌の赤ちゃんには、無染色やオーガニックコットンなど、肌に優しい天然色の糸を選ぶと良いでしょう。糸選びの段階でこうした配慮をすることで、赤ちゃんがより快適に過ごせるベビー服が完成します。
編み物の楽しさとオリジナリティを活かしたベビー服作り
編み物は、糸の色や編み方、デザインを自由にアレンジできるため、世界で一つだけのオリジナルなベビー服が作れます。特にベビー服は成長に合わせてサイズを調整しやすく、親が愛情を込めて作った作品は、赤ちゃんが成長した後も思い出の品として大切に保管することができるでしょう。例えば、お祝いのプレゼントとして手作りのセーターやマフラーを贈れば、相手に喜ばれること間違いありません。
海外ベビー・子供服セレクトショップyonka
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Yonkaは、産まれてきた赤ちゃんとママのための子供服のセレクトショップです。
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