こんにちは、深谷花園プレミアムアウトレットからお車で15分の距離にあるベビー・子供服のセレクトショップ「yonka」です。
今日は海外から商品を輸入される際の個人通関について書いていきます。
まず、どんな時に個人通関が必要なのかというと。
ざっくり、20万円を超える荷物かどうか。
これが判断基準になります。
毎週、郵便局で更新されるレートがあるので、支払ったインボイスの価格と照らし合わせて計算されます。
今回は私が輸入した子供用のタイツ。
これが20万円を超えたという点と、3箱に分けて出荷された荷物のうち、1箱だけ先に届いてしまったという理由で神奈川県にある川崎郵便局/通関部に行ってきました。
今回状況がかなりイレギュラーだった事もあり、この仕事をしていて初めて自分で足を運んでの通関手続きでした。
何をするのかというと。
まずは密室で、監視下のもと荷物を開封します。
悪いことしてないのにどきどきw
そして、インボイスに書かれている内容と箱の中身が一致しているか一点一点確認していきます。
この作業がめっちゃ大変。。
ようは、私たちが行う商品入荷時の検品作業みたいな感じなんですが、200個を超える大量の商品を全部出して照らし合わせていきます。
やっぱりこの商品、可愛いな〜ってこんな状況でも思っちゃった。。w
そんな事はさて置き、真剣に作業。
すべてのチェックが終わって、次はようやく通関手続き。
基本的には(全体の数-既に到着した数)の計算方法で手続きしていきます。
衝撃だったのが、この後自分でパソコンに入力していきます。
税関に用意されているパソコンに、出荷元の情報と受取人の情報、荷物の詳細を入力していきます。
どんな材質のもので作られたものなのか、重さはどのくらいなのか、凄く細かいところまでフォーマットに沿って入力していきます。
どうしよう〜、全然わからん〜。と一瞬テンパりましたが、大丈夫。隣で税関の職員さんが優しく手引きしてくれるので安心です。(本当良かったw)
それが終われば、あとは関税消費税等が計算されて支払いとなります。
ここからは、輸入業者にとってみんなが知ってると絶対得情報!
「日・EU経済連携協定」について。
それは、20万円を超える注文の際に、ヨーロッパから出荷時のインボイスにこの内容(原産地証明書)を書いてもらう。ということ。
これ、簡単に説明すると、ヨーロッパで生産された事を証明するための文章になってます。
これをしっかり抜け目なく書いてもらう事ができれば、関税がかからなくなります。(ヨーロッパ規定)
※関税以外の消費税等は変わらず発生します。
これから出荷を控えている場合は、すぐに担当者に連絡してこの⇧の一文をインボイスに加えてもらいましょう!
関税がかからなかったとしても、消費税とか諸々含めたら、結局支払いはあるんですが、それでも関税分がなくなればかなり経費削減になりますよね。
正直、このブログを読んだあなた、ラッキーだと思います!w
なぜかと言うと、私もこの仕事を始めてからずっと疑問だったことだから。
ヨーロッパで生産されたものが、日本との規定で関税がかからなくなる事は知っていたんですが、何をどうすれば良いか分からなかった。。
どんなエビデンスを加えなきゃいけないんだろう。と漠然とした疑問を抱えたまま今まで来ました。
でもそんな日々も今日から終わり!(今までの自分さようなら〜♩)
削減できる部分はしっかり削減して、その分さらにお客様に還元していきましょうね!
海外ベビー・子供服セレクトショップyonkaについて
yonka shop:
Yonkaは、産まれてきた赤ちゃんとママのための子供服のセレクトショップです。世界各地から厳選されたお洋服を取り扱っています。店主自身も子育て真っ最中で、商品のセレクト時には素材の良さや、自分の子供に安心して着せられるかどうかを重視しています。安心して遊べ、見ているだけで癒されるような商品や、大人可愛いアイテムをセレクトしています。
海外子供服個人輸入販売に関するご相談:
yonkaでは、海外子供服の輸入販売・ネットショップを始めたい方や、始め方がわからない方へのサポートも行っています。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
深谷市の店舗について:
埼玉県深谷市にあるYonkaの店舗には、オンラインショップに掲載されていないアイテムやバースデートレインなどの特別な商品も販売しています。
実店舗で実際に海外子供服・ベビー服を手に取ってサイズ感など見ることができるのは魅力です。
注意: Yonkaの店舗は自宅兼用のため、駐車スペースが限られています。そのため、ご来店の際は事前に予約をお願いしております。