スペイン発の人気キッズシューズブランド「igor(イゴール)」は、ヨーロッパらしいデザイン性と実用性の高さから、日本国内でも注目を集めています。とくに夏場に活躍するサンダルや、雨の日にぴったりなレインシューズは、保育園や幼稚園での利用にも適しており、「おしゃれで子どもも喜ぶ」「履かせやすい」と高評価です。しかし、購入を検討する保護者の方から多く聞かれるのが、「イゴールのサイズ感がわかりにくい」「サイズ選びに失敗しそうで不安」といった声です。
子どもの靴選びは、ただ可愛い・履かせたいというだけでは決められない難しさがあります。特に海外ブランドの靴は、日本のサイズ表記と違っていてピンと来ない、履かせてみないとわからないという不安がつきものです。本記事では、そんな不安を解消すべく、イゴールのサイズ感や選び方のコツ、実際の使用者の声までを丁寧に解説していきます。これを読めば、通販での購入でも迷わずピッタリのサイズを選ぶことができるようになります。
イゴールとは?人気の秘密とブランドの魅力
イゴールは1974年にスペインで創業された老舗のシューズブランドで、特にベビーやキッズ向けのレインブーツやサンダルに強みがあります。スペイン国内ではもちろん、フランスやイタリアなどヨーロッパ各国でも人気が高く、シンプルで洗練されたデザインと機能性の高さが親しまれています。日本では2010年代からじわじわと人気が高まり、現在では多くのセレクトショップやオンラインストアで取り扱いがあります。
イゴールの魅力は何と言っても、カラー展開とディテールのセンスの良さです。子どもの靴には珍しいニュアンスカラーや、季節感を感じさせるトーンのバリエーションが豊富で、ファッションにこだわる親御さんの心をつかんでいます。また、脱ぎ履きのしやすさや、丈夫で水に強い素材使いも、日々の保育園・幼稚園生活にぴったりです。水遊びや砂場でも気軽に使えるのに、街中でもおしゃれに決まる点が、まさに理想の子ども靴ブランドといえるでしょう。
日本サイズとイゴールのサイズ表記の違い
イゴールの靴はヨーロッパ表記(EUサイズ)で展開されていますが、日本のセンチメートル表記と完全に一致するわけではないため、初めて買う人にとっては戸惑いがちです。たとえば、EUサイズの「22」は日本サイズで言うと約13.5cm〜14cm前後とされますが、メーカーによってその感覚には差があります。イゴールは「やや小さめ」に感じられる作りとされることが多く、ジャストサイズを選んだつもりでも「つま先が当たって痛がる」「甲がキツい」という声が実際に多く寄せられています。
また、日本では「15cm」と記載されていれば、だいたいどのメーカーもそのサイズ感で統一されていますが、イゴールではEU表記に慣れていないと、想像より小さいサイズを買ってしまいがちです。サイズ換算表はあくまで目安であり、実際の足の長さや甲の高さ、足幅なども考慮する必要があります。
靴は洋服以上に「サイズの合わなさ」が直ちに不快感やケガにつながるため、適切な換算と、モデルごとのフィット感の傾向を事前に調べることがとても大切です。
イゴールの代表的モデルごとのサイズ感の違い
イゴールのシューズには複数の人気モデルがありますが、それぞれ構造や素材、形状によってサイズ感に違いがあります。例えば、夏の定番「BONDI(ボンディ)」シリーズは、PVC素材で足全体をしっかり覆うデザインながら、内側はやや広めで、足幅や甲に余裕がある子どもにはフィットしやすいモデルです。ボンディはかかとが固定されていて脱げにくいため、少し余裕を持たせたサイズでも履かせやすいという特徴があります。
一方で、同じイゴールでも「STAR(スター)」や「TOBBY(トビー)」などは、よりスリムなフォルムで、足幅が狭い子どもにはちょうど良い一方で、甲高・幅広の子にはやや窮屈に感じられるケースも見受けられます。とくにトビーはスニーカーのようにフィット性が高く、靴下と合わせるならワンサイズ上が適していることもあります。
また、レインブーツタイプの「NICO(ニコ)」や「CLASICA(クラシカ)」も、それぞれ履き口の広さや丈感、インソールの厚みが異なるため、同じサイズでも「履かせにくい」「つま先に余裕がありすぎた」といった違いが出やすくなります。したがって、モデル名を確認し、その靴の特徴を理解したうえでサイズを選ぶことが重要です。
実際の使用者の口コミから見えてくるリアルなサイズ感
実際にイゴールを購入した保護者の声を見ると、「サイズ選びは難しかったけど、ワンサイズ上を選んで正解だった」という意見が非常に多く見られます。とくに子どもが活発に動き回る時期であれば、ぴったりすぎる靴はすぐに履けなくなってしまったり、足に負担がかかったりすることもあるため、「少し大きめ」が安心と考える人が増えています。
例えば13.5cmの足の子どもに、EU22(13.5cm相当)を選んだところ、「つま先が当たって嫌がった」という体験談もあれば、EU23を選んだ保護者からは「やや余裕があったけど問題なく履けた。むしろワンシーズン履けてちょうど良かった」という声も聞かれます。
また、実際に履かせてみて「中敷きで調整すれば問題ない」という判断をするケースもあり、成長の早い子どもにとっては、最初からジャストサイズを選ぶよりも、ややゆとりのある方が実用的であることが多いようです。
成長期の子どもには「少し大きめ」を意識するのが正解
子どもの足は、数ヶ月のうちに0.5cm以上成長することもあります。とくに1歳半〜4歳ごろは足の成長が早く、春に買ったサンダルが秋には履けなくなってしまうということも珍しくありません。そんな時期に「ピッタリのサイズ」で買ってしまうと、すぐに履けなくなってしまい、せっかく買った靴が短期間でお蔵入りしてしまうことになります。
そのため、サイズ選びの際には「実寸+0.5cm〜1cm」程度の余裕を持たせて選ぶのが推奨されます。イゴールのように、かかと部分にホールドがあり脱げにくいデザインのサンダルやシューズであれば、少しの余裕があってもパカパカせずに安定して履くことができます。逆に余裕がなさすぎると、靴擦れや指先の圧迫などによるトラブルの原因になってしまうため注意が必要です。
通販で購入するときに失敗しないためのポイント
イゴールを取り扱っている実店舗が少ないため、通販で購入する方がほとんどですが、試し履きができない通販だからこそ、事前準備と情報収集が非常に重要になります。まずは、子どもの足を正確に測ることが第一歩です。足の長さだけでなく、足幅や甲の高さも合わせてチェックしておきましょう。
また、購入予定のモデルの詳細を公式サイトや販売ページで確認し、実寸に対するフィット感や、実際に購入した人のレビューをよく読み込むこともポイントです。特に「細身」「広め」「小さめに感じる」「大きめでも問題なかった」といったキーワードは、サイズ選びの参考になります。
通販サイトの中には「返品・交換OK」「サイズ交換1回無料」といったサービスを設けているところもありますので、万が一サイズが合わなかった場合のことも想定して、安心して購入できる店舗を選ぶのもひとつの賢い方法です。
靴下との相性でサイズ感は大きく変わる
サンダルでも靴下を合わせて履くスタイルが主流になっている昨今、裸足で履くのか、ソックスを重ねるのかによってもサイズの選び方が変わってきます。特に肌寒い季節や保育園・幼稚園への登園時は、厚手の靴下やタイツを履くことが多く、それが靴の中で圧迫感につながることもあります。
そのため、普段から「裸足で履かせる前提」なのか、「靴下と合わせる予定」なのかを明確にしておくことで、よりフィットしたサイズが選べるようになります。薄手のソックスであればジャストサイズでも問題ないことが多いですが、冬に厚手の靴下を履かせる予定であれば、迷わず0.5cmほどサイズアップしておいたほうが安心です。
まとめ:イゴールのサイズ感を理解して、自信を持って選ぼう
イゴールの靴は、ヨーロッパならではのデザイン性と機能性が魅力的ですが、サイズ感にはややクセがあり、初めて購入する人には難しく感じられることも少なくありません。しかし、実寸をしっかり測ること、モデルごとの作りを理解すること、そしてレビューやショップのサイズアドバイスを参考にすることで、失敗のないサイズ選びが可能になります。
イゴールのサイズ感に悩む方にとって、最も大切なのは「サイズ表だけを信じすぎない」ことと、「子どもの足の成長を見越して余裕を持たせる」ことです。少しの注意と情報収集で、子どもの足にぴったりの一足を選ぶことができ、快適な毎日と、親子でのおしゃれが楽しめるようになります。
今後イゴールの購入を検討している方にとって、この記事が参考になれば幸いです。気になるモデルがある方は、ショップへ相談するのもおすすめですよ。
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