生まれたばかりの我が子の姿を残すニューボーンフォト。その一枚をより特別で、心温まるものにする方法として今注目されているのが「手作りの衣装」です。
既製品の可愛さも素敵ですが、ママやパパが心を込めて作った王冠(クラウン)や花かんむり、ウサギの帽子は、写真に写る赤ちゃんの愛らしさを何倍にも引き立ててくれます。「編み物は難しそう…」と感じる方もいるかもしれませんが、実は100円ショップの材料を活用すれば、低予算かつ初心者でも簡単に本格的な撮影小物が作れるのです。
この記事では、ニューボーンフォトで人気の高い「王冠・花冠・ウサギ帽子」の作り方と編み方を、初心者向けに分かりやすく解説します。世界に一つだけの衣装で、一生の宝物になる写真を残しましょう。
なぜ「手作り衣装」がニューボーンフォトに人気なのか?
ニューボーンフォトの衣装をハンドメイドすることには、単なる「節約」以上の大きな価値があります。多くの家族が手作りを選ぶ理由は、主に以下の4点です。
- ジャストサイズで作れる
新生児の体の大きさは千差万別です。既製品だとブカブカだったり、逆にきつかったりすることがありますが、手作りなら赤ちゃんの頭囲や体格に合わせて微調整が可能です。 - 世界観を統一できる
「ナチュラルな雰囲気で」「パステルカラーで統一したい」など、撮影のテーマに合わせて毛糸や花の色を自由に選べます。理想の世界観を妥協なく実現できるのがハンドメイドの強みです。 - 制作過程も思い出になる
妊娠中に生まれてくる赤ちゃんを想いながら編み物をしたり、産後に寝顔を見ながらチクチク縫ったりする時間は、かけがえのない思い出になります。写真を見返すたびに、その時の温かい気持ちが蘇るでしょう。 - 100均DIYでコスパ抜群
撮影のためだけに高価な衣装を用意するのはハードルが高いもの。100円ショップの材料を上手に使えば、数百円で驚くほどクオリティの高い小物が完成します。
材料は100均で揃う!基本アイテム一覧
まずは必要な道具と材料を揃えましょう。最近のダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップは手芸用品が非常に充実しており、ニュアンスカラーのおしゃれな毛糸やリアルな造花も手に入ります。
必須の材料・道具
- 毛糸(ベビー用・コットン系推奨)
赤ちゃんの肌に触れるものなので、チクチクしない素材選びが最重要です。「ベビー用」と記載のあるアクリル毛糸や、肌触りの良いコットン糸を選びましょう。 - かぎ針 または 棒針
毛糸の太さに合った号数を用意します。初心者には扱いやすい「かぎ針」がおすすめです。 - フェルト
縫わずに作る王冠や、パーツの裏地として使用します。洗えるフェルトが便利です。 - 造花(アーティフィシャルフラワー)
花かんむり用。小ぶりで色味の優しいものがニューボーンフォト向きです。 - グルーガン
造花やパーツを接着するために使います。 - 柔らかいゴム紐・リボン
サイズ調整や固定用に使います。締め付けないよう、幅広で柔らかいものを選びましょう。
① 王冠(クラウン)の作り方|簡単手編み&フェルトDIY
ニューボーンフォトの定番といえば、小さな頭にちょこんと乗った「ベビークラウン」。男の子にも女の子にも似合う王道アイテムです。
編み物初心者でもできる!手編みクラウンの手順
(難易度:★★☆☆☆ / 所要時間:約1時間)
【おすすめ素材】
コットンの太めの糸(並太〜極太)を使用すると、形がしっかりして自立しやすくなります。
- 鎖編みで輪を作る
赤ちゃんの頭囲に合わせて鎖編みをします。新生児の頭囲は約33cm〜36cm程度ですが、少し小さめに作って乗せるタイプにするのが人気です(約40〜50目程度が目安)。最初の目とつなげて輪にします。 - 細編みで土台を作る
輪にした鎖編みの上に、細編みを2〜3段編みます。これが王冠の土台部分になります。 - 三角(ギザギザ)部分を作る
王冠の特徴であるギザギザを作ります。「長編み」と「鎖編み」を組み合わせるのが基本です。- 例:細編み1目 → (次の目に)長編み3回+鎖編み2回+長編み3回 → (次の目に)細編み1目
これを繰り返すと、きれいな三角形が並んでいきます。
- 例:細編み1目 → (次の目に)長編み3回+鎖編み2回+長編み3回 → (次の目に)細編み1目
- 仕上げ
編み終わったら糸処理をし、手で形を整えます。仕上げに軽くスチームアイロンを浮かせながら当てると、形がピシッと決まります。パールビーズなどを縫い付けるとより豪華になります。
もっと簡単な「縫わないフェルト王冠」
編み物が苦手な方は、フェルトとボンドだけで作れる方法がおすすめです。
- フェルトを長方形に切り、上部をギザギザの山型にカットします。
- 筒状にして端を重ね、グルーガンや手芸用ボンドで接着します。
- 内側の両サイドにゴム紐を接着し、あご紐をつけます。
- レースやリボン、ポンポンなどを貼り付けてデコレーションすれば完成です。
② 花かんむり(花冠)の作り方|100均造花で華やかに
女の子のニューボーンフォトで圧倒的な人気を誇るのが花かんむりです。妖精のような儚げで可愛い写真を撮ることができます。
初心者向け!切って貼るだけDIY
(難易度:★☆☆☆☆ / 所要時間:約30分)
【作り方の手順】
- 造花を分解する
買ってきた造花から、花の部分だけをニッパーやハサミで切り離します。茎の部分は使いません。 - 土台を作る
柔らかいワイヤーか、平たいリボンを赤ちゃんの頭のサイズ(約35cm前後)に合わせて輪にします。リボンの場合は、後ろで結べるように長めにカットしておくとサイズ調整が利くので便利です。 - 配置を決めて接着する
メインとなる大きな花、隙間を埋める小花、グリーン(葉)のバランスを見ながら配置を決めます。グルーガンを使って、土台に花を接着していきます。- ポイント:色味は「ホワイト×グリーン」「くすみピンク×ベージュ」など、3色以内に抑えると統一感が出ておしゃれになります。
- 裏側の処理
ワイヤーや接着面が赤ちゃんの頭に直接当たらないよう、裏側にフェルトやリボンを貼ってカバーします。これが安全性を高める重要な工程です。
③ ウサギ帽子の編み方|SNSで大人気の耳つき帽子
2023年の干支でも話題になったウサギ帽子ですが、その愛らしさから干支に関係なく人気のモチーフです。長い耳が赤ちゃんの小ささを強調してくれます。
かぎ針で編む基本のウサギ帽子
(難易度:★★★☆☆ / 所要時間:1〜2時間)
【編み方の手順】
- 輪の作り目からスタート
かぎ針で「わ」の作り目をし、細編み(または長編み)を6目編み入れます。 - 円形に編み広げる(増やし目)
2段目は1目に2回ずつ編み入れて12目に、3段目は「1目編んで次は増し目」…というように、規則的に目を増やしながら円を大きくしていきます。 - 側面を編む(増やし目なし)
円の直径が10〜12cm程度になったら増やし目をやめ、そのまま同じ目数で編み進めます。赤ちゃんの耳が隠れるくらいの深さまで編んだら、糸を処理します。 - 耳パーツを編む
細長い楕円形になるように耳を2つ編みます。鎖編みで作り目をし、その周りをぐるっと編むようにすると楕円になります。 - 合体させる
本体のバランスの良い位置に、耳パーツを縫い付けます。お好みで丸いしっぽを編んで後ろにつけても可愛いです。
【ほどけない・安全のためのコツ】
- 糸始末をする際は、糸端を編み地の中に長めにくぐらせてからカットしてください。
- 耳などのパーツは赤ちゃんが引っ張っても取れないよう、しっかりと縫い付けましょう。
手作り衣装を安全に使うための注意点
ニューボーンフォトの主役は、あくまでも生後間もない赤ちゃんです。手作り衣装を使用する際は、デザインよりも安全性を最優先に考えましょう。
- 素材選びは慎重に
肌が非常に薄くデリケートなため、チクチクする麻紐や硬いワイヤー、ラメが落ちる素材は避けてください。 - 誤飲防止
ビーズやパールなどの小さなパーツは、万が一外れて口に入ると大変危険です。接着剤だけでなく糸で縫い付けるなど、二重の対策をするか、そもそも使用を避けるのが無難です。 - 締め付けない
ゴムや帽子がきつすぎないか必ず確認してください。跡がつくだけでなく、血行不良の原因にもなります。 - 長時間の着用は避ける
撮影の直前に着用し、撮り終わったらすぐに外してあげましょう。体温調節が苦手な赤ちゃんにとって、帽子や衣装は暑すぎる場合があります。
まとめ:手作り衣装で一生の宝物を
ニューボーンフォトは、赤ちゃんがこの世に生まれてきてくれた喜びを形にする最初のイベントです。
手作りの王冠や花かんむり、ウサギ帽子は、写真のクオリティを上げるだけでなく、「ママやパパが自分のために作ってくれた」という愛情の証でもあります。不器用でも、少し形がいびつでも構いません。その手作り感こそが、写真に温かみとストーリーを与えてくれます。
100均アイテムを活用すれば、低予算でも驚くほど素敵な衣装が作れます。ぜひ、世界に一つだけの特別なアイテムを用意して、一生の宝物となるニューボーンフォトを残してください。
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